9本の水性・ゲルインクボールペンの書き心地と裏移りを比較！

第2回『ペンの書き心地・裏移り実験コーナー』今回は、水性・ゲルインクボールペンの書き味や裏移りをチェックしました。人気のハイテックC、フリクション、エナージェル、サラサ、シグノなど9本のゲルインクボールペンを色々試して書いてみました！

最後におすすめを表でまとめてみたので少しでも参考になれば嬉しいです。

9本の水性・ゲルインクボールペンをご紹介！

今回、書き心地＆裏移りを比較する水性・ゲルインキボールペンは9本。それぞれの基本情報はこちら！

インクは各メーカーさんの商品情報を確認しました。ゲルインキ・ゲルインク2つの呼び名があるようですが、ここからはゲルインクで統一します。

まずは9本のペンの特徴をご紹介！

ハイテックC

1本目はPILOTの「ハイテックC」。ハイテックCは、にじまずなめらかに書ける、激細のボールペンです。1994年の発売以降ファンが多くグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞するほどのヒット商品です。

ハイテックCの特徴

• 極小超硬ボールで細い字が書ける
• インクの色も多くカラフル
• ペン先は 0.3mm / 0.4ｍｍ / 0.5ｍｍ

ハイテックCコレト

2本目はPILOTの「ハイテックCコレト」。ハイテックCコレトはボディとレフィルが好きなものを選べるカスタマイズボールペンの1つ。

限定レフィルは持ち手の部分のデザインが可愛くオシャレです。写真は星のレフィルです。

ハイテックCコレトの特徴

• カスタマイズボールペン
• 持ち手が可愛い限定レフィルもある
• ペン先は 0.3mm / 0.4ｍｍ / 0.5ｍｍ

ハイテックCマイカ

3本目はPILOTの「ハイテックCマイカ」。宝石のようなデザインの激細ボールペンハイテックCマイカ。女性向けのボールペンで、ハイテックCより細いペン先が特徴。手帳やノートの細かい文字やイラストにおすすめ。

ハイテックCマイカの特徴

• 細かい文字が書きやすい
• 手帳やノートを書くのにおすすめ
• ペン先は0.25mm / 0.3mm / 0.4ｍｍ / 0.5ｍｍ

フリクションボール

4本目はPILOTの「フリクションボール」。消せるボールペンでおなじみのフリクションボール。書いて消せるので仕事や学校などあらゆるシーンで使いやすいボールペン。フリクションのインクもゲルインクだったので驚きでした。

フリクションボールの特徴

• 書いて何度でも消せる
• 色々なサイズのバリエーションが豊富

フリクションポイント

5本目はPILOTの「フリクションポイント」。フリクションシリーズの一つフリクションポイントは超極細の消えるボールペン。ニードルタイプのペン先で細い文字が書きやすい。

フリクションポイントの特徴

• 書いて何度でも消せる
• 細い文字が書きやすい
• ペン先は0.4mmのみ

エナージェル

6本目はぺんてるの「エナージェル」。なめらかな書き味と速乾性が魅力のエナージェル。黒が濃くクッキリと見えるインクです。

エナージェルの特徴

• インクの速乾性が早い
• 黒が濃くはっきり見える
• ペン先は0.3mm / 0.4ｍｍ / 0.5ｍｍ / 0.7ｍｍ / 1.0ｍｍ

サラサ

7本目はゼブラの「サラサ」。書き味がサラサラと綺麗な文字が書けるサラサボールペン。書き味が滑らかで、学生さんに大人気のボールペンです。

サラサの特徴

• サラサラ書ける
• ペン先は 0.5ｍｍ / 0.7mm / 1.0ｍｍ

ユニボールシグノ

8本目は三菱鉛筆（uni）の「ユニボールシグノ」。ユニボールシグノはゲルインクを使ったなめらかな書き味のボールペンです。顔料インクを使用し、にじみと耐水性に優れています。

ユニボールシグノの特徴

• にじみに強い
• 耐水性に強い
• ペン先は 0.5ｍｍ / 0.7mm  / 0.8mm 

スタイルフィット

9本目は三菱鉛筆（uni）の「ユスタイルフィット」。カスタマイズボールペンの「スタイルフィット」の単色ボールペンです。

スタイルフィットの特徴

• 持ち手がスリム
• ペン先は 0.28ｍｍ / 0.38mm  / 0.5mm 

水性・ゲルインクボールペンの書き味チェック

それではいよいよ、9本のゲルインクボールペンを使って書いてみます。

↑クリックで拡大

ペンの書き味はそこまで差がないだろうと思っていましたが、1本1本明らかに違う！

特に違うポイントは書き味と黒の色。

書き味の滑らかさ

サラサ　エナージェル

サラサとエナージェルは、色んな紙に書いてもなめらかな書き心地。

黒の色の濃さ

エナージェル　ハイテックC　サラサ

フリクション

フリクションだけが明らかに薄い！

水性・ゲルインクボールペンの裏移りをチェック

↑クリックで拡大

全部のペンで裏移り・裏抜けは無かったです！　ただ、裏から見た時に文字が気になるのは3本ありました。

裏移りが気になる

エナージェル　ユニボールシグノ　ハイテックC

蛍光ペン・コピックとの相性チェック

やまぐちはゲルインクボールペンの上に蛍光ペンで色を付けることもあるので、あわせてチェックします。今回使うのは4種類。

• 蛍光ペンフリクションライトイエロー
• 蛍光ペンフリクションライトピンク
• 蛍光ペンフリクションライトグリーン
• コピック R20

蛍光ペン・コピックのにじみチェック

↑クリックで拡大

それぞれのゲルインクボールペンで書いて1時間以上放置した状態で、文字の上に蛍光ペンとコピックを塗っていきます。

コピックは概ね問題ないですが…蛍光ペンにはすごい差がでました！

蛍光ペンがにじむ！

拡大した文字がこちら。

インクが溶け出して、にじんだり擦れているのが分かります。

水性・ゲルインクボールペンと蛍光ペン・コピックの裏移り

裏移りはこんな感じです。特に蛍光ペン・コピックで塗っても特に影響はなかったです。

ゲルインクボールペンのフムフムポイント

今回の書き味・裏移りの実験結果はこんな感じです！

バランスが1番良い「サラサ」

一番書き味・裏移りのバランスの良いのが「サラサ」でした！　蛍光ペンにも強いので学生さんに支持が熱い理由も納得！

濃くしっかり書ける「エナージェル」

宛名や、しっかり濃く文字を書くなら「エナージェル」　裏移りは少し気になりますが、宛名やアイディアメモなんかには最適！

機能性が強い「フリクション」

やはり消せるのは魅力！　裏移りや蛍光ペンとの相性も良く機能で選ぶなら「フリクション」

やまぐちが好きなニードルタイプ「ハイテックCマイカ」

やまぐちが個人的ニードルタイプのペン先が好きです！「ハイテックCマイカ」と「フリクションポイント」はニードルのペン先なので細い字が書きやすくおすすめ。

いかがでしたでしょうか？　水性・ゲルインクボールペンの書き味や裏移りをまとめみました。書き心地の好みは個人差がありますが、蛍光ペンとの相性はそれぞれ歴然とした差が出ました！　気になる1本が見つかれば嬉しいです。(╹◡╹)

 

▼こちら記事もおすすめ